曲げわっぱの「わっぱ」は「桶状の器」という意味の東北地方の方言なんです。
ヒノキやスギ、ヒバなどの薄い一枚板を円形や楕円形に曲げて、合わせ目を山桜や白樺の皮で綴り、底をつけた曲物の容器の事を曲げわっぱといいます。
産地は秋田県大館市が有名ですが、日本各地で作られています。どれも職人が一つひとつ、手作りしたもので、どれも1点ものなので高価なものは1万円以上するものもありますが、5,000円以内で買える手ごろなものもあります。
木を削り出しただけの白木のもの、漆を塗ったものなど種類は豊富で10年以上愛用している人もいます。